今回は、過去にe-sportsチームを運営していた筆者の立場から「e-sports選手になるための方法」を入り方にフォーカスして説明していきます。
e-sportsチームについて
e-sportsチームと呼ばれるものには、大きく二種類「プロ」と「アマチュア」が存在します。それぞれについて見ていきす。
プロチーム
チームの定義
一般的なプロチームは、名が知れていて•きちんとお給料が出ているチームを想像されるでしょう。しかし実は一般的なプロチームはこうだというものは確立されておらず、人によって異なります。そこでまず、筆者が考えるプロチームとは何かを定義します。筆者が考えるプロチームとは、
チームの目的
アマチュアチーム
チームの定義
チームの目的
ではチームの定義・目的について触れたところで、早速各チームへの入り方について触れていきます。
e-sportsチームへの入り方
アマチュアチーム
まずプロと比べて、比較的入りやすいアマチュアチームへ入る方法について見ていきます。現状だと大きく4つがあると思います。
1. SNSで募集しているチームへ応募する
2. 応募はしていないが、興味があるチームへ自分で声をかける
3. 自分でチームを立ち上げる
4. 知り合いに紹介してもらう
以上です。どんな方法での参加でも問題ありませんが、ここで注意したい点としては、「運営がちゃんとしているかどうか」をよく確認しないといけません。例えば、とりあえずメンバーを集めて数を大きく見せることをしているだけとか、実はゾンビチームで、実態は何も活動していないなどがあるからです。良いチームか悪いチームか判断するための基準としては、
1. 公式アカウントが定期的に更新されている
2. 実際に話す機会に活動内容について詳細を聞いてみる
の2点を確認すればチームとして健全かどうかを確認できます。また今回はe-sports選手としてチームに入ることを目指しているので、チームオーナーに、強くなるための取り組みや、どんな選手を求めるかも聞いてみると良いでしょう。
応募者として気をつけならねばいけないことは、応募する際の自分の情報です。アマチュアチームと言えど、必ず見られる項目として応募者の素性があります。「応募者はどんな人か」「過去に問題を起こしていないか」「チームメンバーと相性が良さそうか」などです。なので、自分の過去がわかるもの、例えばtwitterアカウント、ストリーム動画、過去の実績などはチーム側が確認できるようになるべく公開しましょう。ポートフォリオとしてまとまっているとよりベストです。
プロチーム
プロチームの目的で触れたように、多くの人に認知してもらうことを大事にしているので、その目的達成のために自分が何ができるかによってプロチームへの入り方がかわるでしょう。
例えば自分がゲームが得意な場合は、以下の方法があります。
1. アマチュアチームで選手として結果を残し、プロチームからの引き抜きを狙う
2. 選手として最高のプレイ動画をtwitter, youtube等で継続的に共有して認知してもらい、声をかけてもらう機会を狙う
3. 稀にあるプロチームの選考に参加する
以上3つの方法を書きましたが、本気でプロチームで選手として入る人はどれもやっているのではないでしょうか。またどの方法にも共通していることとして、アマチュアチームのときと同様に、素性チェックは必ずはいるとおもってください。なので選手を目指すのであれば、常日頃からの言動は意識するに越したことはないでしょう。
またゲームがそこそこ得意ぐらいでも、プロチームの選手になれる可能性があるルートもあります。それは個人でストリーマーとなってプロチームにはいり、その後選手に転向するパターンです。本当に稀なケースですが一度チームに入ってしまえば、そういうジョブチェンジも可能性としはでてきます。
あとはすでにプロの選手であれば、チームから他のプロチームへの移動は頻繁に行われているのでこの記事では特筆しません。
ざっとプロチームへの入り方はこれぐらいでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか。記事を書いてみて、現状のe-sports業界では「アレがしたい!」と考えたときにまだまだhow-toが確立されていないなと感じました。電脳遊戯企画では、すべてのゲーマーが1段階上のステージでよりゲームを楽しめるようにこういった課題をよりスマートに解決できるための仕組みづくりにも挑戦していこうと考えています。
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